チャントアチャームと農場【ハーブと雨】

こんにちは、チャントアチャームです。
今回のコラムは、チャントアチャームの化粧品に配合されているハーブを育てている自社農場のスタッフからお届けいたします。
最近ジメジメとした天気が続いておりますが、ハーブにとって雨はどんなものなのでしょうか?ハーブと雨の関係について、詳しく説明します。

ハーブの苦手な季節は?

晴天が続き、ぐんぐん伸びるハーブを見ながら嬉しく、ワクワクした5月。一転して、6月に入ると心配ごとが増えてきます。自社農場で育てているハーブの多くは乾燥した環境を好むため、雨が多く、湿度の高い梅雨はハーブにとって厳しい環境になります。では、梅雨を乗り越えるためにどうするか?私達は農場の場所選びを厳選しました。日照時間が日本一長く、雨が少ない場所として選択したのは山梨県北杜市明野町でした。当地は例年、梅雨の間も雨が少なく晴れた日は土の表面が乾き出すほどです。しかし昨年の2020年は例年より降水量が3倍多く、日照時間は1/2に減り、思いもよらなかった変化がハーブに発生しました。

長雨で起きた変化

まずは香りです。雨がしとしと降った翌日にタイムを収穫した時、「あれ?いつもより香りが優しくない?」と気が付きました。実は、ハーブの香りの強さは環境に影響されるのです。収穫作業はいったん中止です。後日、晴れが続き土の水分が減った時に強い香りがしたので改めて収穫しました。また、一部のハーブが長雨による影響で葉が黒くなってしまいました。良品とならないものは収穫後に泣く泣く廃棄するしかありません。「葉の変化に早く気づいていれば、廃棄しなくても良かったのに…。」悔しい気持ちが残りました。ハーブの香りの違いで成分にどんな違いがでるのかは、今後研究していく予定です。

梅雨は一番心配ごとが絶えません

画像イメージ:花が咲いたハーブ

梅雨に大切なことは、まずは、いかに異変に早く気づけるかです。五感をフルに活用しハーブを観察し変化をいち早く感じ、発見し対処します。わずかな葉の変色、初期の虫による被害、香りの変化も見逃しません。香りが弱くなっていれば収穫時期を調整することができます。

風通しも重要なポイントです。草がハーブの周りにしげると風通しが悪くなります。そうすると、ハーブの周りにどんよりとした空気がとどまり、葉が病気になる原因になるため、草を取り除く作業が大切です。私達は環境に配慮した有機栽培を実践しており、除草剤は使いません。手作業で草を根っこごと取り除きます。しかし、草取りが完了した後2週間もすると新たな草が大きく伸びてくるので、根気強く草と向き合います。このような対策をくりかえし、くりかえし、梅雨を乗り切れば楽しみな収穫の時期がやってきます。

チャントアチャームのアイテムにも使われているハーブ育てられている農場からお届けするコラム。
次回は8月頃の予定ですので楽しみにお待ちください!