唇が荒れる原因は?効果的なケア方法を紹介!

唇が荒れる原因は?効果的なケア方法を紹介!

顔の中でも特にデリケートで、トラブルが起こりやすい唇。
今回は、意外と知られていない唇と皮膚の違いから、うるおいのある唇を保つための乾燥対策までをご紹介します。

TOPICS

唇が荒れる習慣

無意識のうちに唇を触ってしまう

唇のカサカサや皮むけが気になるとき、ついつい触ってしまっていませんか?
「無意識のうちに皮をむいてしまっていた…」という方も多いと思いますが、皮むけや乾燥がさらに悪化し、炎症を起こしてしまうこともあります。トラブルの悪循環に陥ってしまうため、絶対にやめましょう。

唇をなめたり、噛んだりしてしまう

唇をなめると、唾液が乾燥すると同時に唇のうるおいまで奪われてしまいます。唇が乾燥して、皮むけしやすくなってしまます。
また、唇を噛んでしまうのも傷がついて荒れの原因に。
つい無意識のうちにやってしまいがちですが、どちらもトラブルを招く原因になるので、できるだけやらないように注意しましょう。

リップクリームなしで口紅・グロスを使っている

洗顔後に必ずスキンケアをしてからメイクを始めるように、唇もメイクをする前には必ずケアしてあげることが大切です。
乾燥した唇にいきなり口紅を塗っても綺麗に色がのりません。リップクリームやリップトリートメントを下地として塗ってから、口紅を塗るようにしましょう。

食後に糖分や塩分が口についたままになっている

食事や甘い飲み物を飲んだあとに糖分や塩分が唇に残ったままでいると、乾燥や荒れの原因になってしまうことがあります。
必ず食後には唇をしっかりぬぐい、リップクリームを塗るようにしましょう。

効果的な唇のケア方法

週に1回のスクラブケア

唇がゴワゴワと固く感じたら、スクラブケアで古い角質をやさしく取り除いてあげるのがおすすめ。
オリーブオイルやココナッツオイルなどの食用オイルと砂糖をティースプーン1杯ずつ手のひらで混ぜ、そのまま指で唇にやさしく円を描くように馴染ませて洗い流します。
洗い流したあとはリップクリームやリップトリートメントでしっかり保湿しましょう。
週に1回程度、定期的に行うのがおすすめです。

寝る前のリップパック

カサカサや皮むけなど、唇のトラブルサインを感じたら、「リップパック」がおすすめです。

唇がテカテカするくらにたっぷりとリップクリームやリップトリートメントを塗り、上から唇全体にラップを覆いかぶせて10~15分放置するだけでOK。
夜寝る前に週に1~2回程度行えば、ぷるんとしたうるおいのあるふっくら唇をキープできますよ。
湯船につかりながら行うのもおすすめです。

唇マッサージ&エクササイズ

リップクリームやリップトリートメントを塗るときに、円を描くように塗ったり両端から内側に数回やさしく滑らせるように「マッサージ塗り」をするのがおすすめ。唇の血行がよくなり、自然な血色感のあるハリのある唇になります。

また、口を「う」の字と「い」の字で交互に5秒ずつキープする簡単エクササイズもおすすめです。唇の周りの筋肉が鍛えられ、ボリュームのある唇に!

唇の構造

ここからは、唇の構造を図とともに解説します。

そもそも「唇」とは、どこのことを指すかご存知ですか?「ほうれい線」と呼ばれている鼻唇溝(びしんこう)から、あご先の頤唇溝(いしんこう)までの部位を指し、たくさんの筋肉で支えられています。その動きは、表情をつくり出すために複雑で多様な動きをしています。
そして、一般に私たちが「くちびる」と呼び、口紅やリップクリームを塗る部位は、「赤唇縁(せきしんえん)」といいます。また、くちびるの表面に走る多数の溝は赤唇溝(せきしんこう)と呼ばれ、これがあることで唇の動きが柔軟になります1)。

参考文献
1)竹原祥子, 下山和弘: 口唇と頬の構造と機能訓練, 老年歯学, 21.vol.4: 403~406, 2007.

唇と皮膚の違い

唇は、口の中の粘膜と顔の皮膚の境に位置するため、粘膜と皮膚の両方の性質を持っています。どちらかといえば粘膜に近く、顔の皮膚に比べて角質層が非常に薄いのが特徴です。角質層の水分量も少なく乾燥しやすいため、顔の皮膚と比べて唇はデリケートであり、荒れやすい部位といえます。

≪唇の特徴≫

○皮脂腺・汗腺がない
○天然保湿因子(NMF)が少ない
○「メラノサイト」がほとんどない
○角質層が極めて薄く、ターンオーバーが速い

唇は皮脂も汗も出ないため、肌の潤いを保つために必要な皮脂膜が作れません。また、角質細胞の中にある天然の保湿クリームともいわれている「天然保湿因子(NMF)」も少ないため、乾燥しやすいうえにバリア機能も弱いという特徴があります。

更に、唇には肌の色素である「メラノサイト」がほとんどなく体毛もないため、紫外線の影響を受けやすいのです。

しかし、ターンオーバーと呼ばれる新陳代謝は、肌の皮膚と比べて約3〜4倍速く、およそ7〜10日で全て入れ替わるので、デリケートで荒れやすい一方で、傷めても修復が早いという特徴があります。

マスクの着用で唇が荒れる原因

マスクをつけて呼吸することで、マスク内の湿度が高まり不快感を覚えたことはありませんか?
このマスクにこもった湿気が、唇や肌に付着して蒸発するとき、角質層から水分を一緒に奪ってしまいます。これが、乾燥や荒れの原因のひとつです。
更に、長時間マスクを交換せずにつけたままだと、湿度の高いマスクの中で雑菌が繁殖してしまいます。これらの雑菌もまた、唇の荒れを引き起こす要因といえます。そして、マスクそのものが唇に触れて擦れることも、物理的な刺激となり、唇のトラブルを引き起こします。

≪唇を守るマスク着用時の対策法≫

マスクの内側にやわらかい質感のコットンを一枚挟むことで、湿気を適度に吸収しながらマスクと唇の摩擦も軽減することができます。

唇の潤いを保つ乾燥対策

唇はターンオーバーが速い分、乾燥や荒れが気になるときも、きちんとケアができていれば早く健康な状態に戻すことができます。
リップクリームなどでうるおいを与えるだけでも乾燥から守ることができるので、こまめに塗って、唇にうるおいを与えながら水分蒸発を防ぎましょう。
また、ついついやってしまいがちな「唇を舐める」という行為は、むしろ乾燥を招いてしまうのでできるだけ避け、少しでも唇の乾燥を感じた場合は、たっぷり保湿をしてあげましょう。

9g / 1,870円(税込)
繰り返し荒れやすい唇を健康的に保つリップトリートメント。 高密着の「リップパック処方」で、瞬時にふっくらとしたツヤのある唇に。唇パック(ナイトパック)、口紅の下地、グロスとしても使用できます。

美しい唇を保つための生活習慣

【むくみ顔解消!】簡単にできるツボ押しとセルフマッサージ

体が冷えて、唇が紫色になってしまった経験はありませんか?
冷えは代謝と血行を滞らせ、唇の色を悪くさせます。血色感のある健康的な唇を保つためには、胃腸やおなか、腰などを温め、体全体の代謝と血行を良くするよう心掛けましょう。また、ふっくらツヤツヤな唇になるためには、皮膚や粘膜を健康にするビタミンB2を多く含むレバーやほうれん草、卵、納豆などを積極的に摂ることも、体の内側からのケアとしておすすめです。

リップケアも「継続」が大切

唇の乾燥対策は「継続」が何よりも大切です。
特に秋冬は、冷たい風や暖房などで唇も乾燥しやすい季節。こまめに保湿ケアをしてあげることで、うるおいに満ちた、ふっくら美しい唇をキープしましょう。

監修者

ネイチャーズウェイ
研究開発本部 機能開発チーム

みずの

食品メーカーの品質管理・開発を経験する中で、オーガニックに魅力を感じネイチャーズウェイに入社。植物の魅力たっぷりの優しいコスメを届けたく、オーガニックコスメの企画・ハーブエキスの機能開発に携わる。現在は国産オーガニックコスメchant a charm(チャントアチャーム)の研究・開発を主に担当中。

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