ブースター化粧品の役割

こんにちは、チャントアチャームです。
9月も終わりに近づいてきましたが、暑い日が続いていますね。それでも”つるべ落としに秋の暮れ”とはよく言ったもので、気が付くと帰宅時間に日は落ちて、帰り道では虫の音が聞こえてくるようになりました。
著名な皮膚科医の研究報告に、「現代の気密性の高い家で暖房すると、若い人でも空気が乾燥する秋から冬にかけては日々の皮膚の手入れが必要である。同一人の皮膚を夏と冬とにまったく同じ環境下で調べてみると、冬の皮膚は夏に比べ、バリア機能も保湿機能も低下している。」というものがあります。
健康な肌のためには、秋の声を感じたら、より念入りな乾燥対策をスタートして欲しいと思い、今回は「ブースター化粧品」についてお話しいたします。

ブースター効果ってどんなこと?

近年、その呼び名がようやく市民権を得て、愛用される方も多くなった『ブースター化粧品(導入化粧品)』と呼ばれるスキンケアアイテムがあります。しかし、その役割や効果についての理解はまだまだ浸透しきれてはいないようです。

私が初めて『ブースター化粧品』という単語に触れたのは、10年ほど前に遡ります。その時、真っ先に思い浮かんだのは、「追加免疫効果」であり、子供や高齢者に、インフルエンザワクチンを2回行う、その2回目の追加投与でした。まさに今、コロナウィルスワクチンの開発が世界中の注目を集める話題ですが、私たちの体は、外からウイルスや細菌などの抗原が侵入すると、それを排除するために抗体をつくり出します。免疫機能を担う免疫細胞は、一度侵入した抗原を記憶しているため、記憶にある抗原が再度侵入したときは、より強力な抗体をつくり出し排除しようとします。つまり、同じウイルスや細菌に再感染した場合、最初より免疫力がアップするため、症状を発症しにくくなる。これが、生物学で知られる「ブースター効果(追加免疫効果)」であり、コロナウィルスをはじめとする、感染症の終止符の切り札として、ワクチン開発が期待される理由のひとつでもあります。話が化粧品からそれてしまいましたが、ブースターという言葉が、化粧品業界に登場したのは、実はここ10年前後のものなのです。

ブースター化粧品の役割

では、ブースター化粧品とは何か? 位置づけとしていうなら、「化粧水のまえにつける導入アイテムのこと。」となるでしょうか。商品としては、美容オイルや美容液などがありますが、通常の美容オイルや美容液と大きく異なるのは、「肌に美容成分を直接届ける」のではなく「その後に使うスキンケアアイテムの角質層までの浸透をサポートする=導入を促す」役割を持っている点です。健康な皮膚は、水分蒸散量と皮脂分泌量が適度で、さらに角質層の水分保持機能がきちんと働き、水分と皮脂のバランスが取れている状態です。そのため、洗顔後に水分である化粧水を、そのあと水分蒸散を防ぐために、乳液やクリームなどの油分を補うお手入れが一般的です。これは、油分と水分は交わらないという性質から、先に油分の多いものを使用すると水分をはじいてしまうという考え方があるからです。しかし、そもそも皮膚上には適度な皮脂が存在しているのですから、皮脂に類似の油分を塗布することで油分が馴染み、皮膚を柔らかくすることで、その次に使うアイテムをより皮膚に馴染みやすく、角質層まで浸透しやすくする(=次に使うアイテム成分を導入する)というのが、ブースター化粧品の役割なのです。

2層式の美容オイル

チャントアチャームのディープモイストオイルは、肌表面を柔らかく、なめらかにほぐすオイル層と、角質層をみずみずしくうるおいで満たすエッセンス層からなる界面活性剤を使わない2層式の美容オイル。皮脂によく似た組成をもつ、厳選の植物オイルだからこそ、べたつかず、さらっと肌に馴染み、植物エキスを含むエッセンス(水層)が、次に使う化粧水の角質層への浸透を助けます。

※1 肌表面を柔らかく、なめらかにする ※2 角質層まで

乾燥・粉ふきを防ぐスキンケア

皮膚がカサカサして白い粉をふいたような状態になったり、痒みを伴ったりといった経験はありませんか? 寒い季節におこりやすいこのような肌トラブルも、皮膚の乾燥が一番の要因。皮膚は乾燥するとバリア機能が低下し、外的からの刺激に過敏となり、結果様々な肌トラブルに繋がります。チャントアチャームが目指すのはバリア機能の整った、自立保水力のある肌。バリア機能は肌の角質層に存在する、NMF(天然保湿因子)と細胞間脂質と皮脂膜の3つの成分で維持されています。このバリア機能を保つためにも、洗顔後すぐに使用する、化粧水の肌馴染みを良くするブースター(導入)オイルは、おすすめのスキンケアステップといえるのです。

いかがでしたでしょうか。
季節の変化に合わせて、ご自身のお肌の状態を確認しながら、お手入れ方法も変えていくことをおすすめいたします。